 
 
  畳は「畳床」と呼ばれる土台、体に直接触れる「畳表」、
  畳の両端にある「畳へり」などで作られています。
  この土台の材料や畳表の種類で畳の良さが決まってきます。
  また、畳へりの色や柄などでお部屋の雰囲気が大きく変わってきます。
  色々な畳へりがございますので、こだわりのポイントになります。
  畳の大きさには色々な基準があり、各地域によって一間の寸法が異なります。
  主要なものをご紹介させていただきます。
■一間の大きさ:6尺3寸×3尺1寸5分
       (191cm×95.5cm)
■使用地域:関西、四国、九州などの
      西日本で多く使用されています。
■一間の大きさ:6尺×3尺(182cm×91cm)
■使用地域:愛知や岐阜の他、北陸地方や沖縄でも
      使用されています。
■一間の大きさ:5尺6寸×2尺8寸(170cm×85cm)
■使用地域:ほとんどのマンションや公営住宅や
      アパート等で使用されています。
■一間の大きさ:5尺8寸×2尺9寸(176cm×88cm)
■使用地域:関東をはじめ東北や北海道で
      使用されています。
 
  ■表替え
  畳床はそのまま使用し、「畳表」、「畳へり」を新しくします。
  手頃な価格で畳を新品のようにすることができます。
  ■裏返し
  畳表の裏側がきれいなうちに裏返して縫い付けます。
  畳表をはがすため、畳へりは新しくなります。
  ■畳替え
  表替えや裏返しを繰り替えし畳床が傷んでしまった際などは
  畳床、畳表、畳へりの全てを新しくします。
  お部屋に合った畳をご用意いたします。
 
 畳の主な材料であるイグサにはフィトンチッドと呼ばれる
 森林の香り成分が含まれています。
 そのため、畳のお部屋に居るだけで森林浴に近い
 リラックス効果を得ることができます。
 また、畳のお部屋には集中力の持続効果があるという
 実験結果が発表されており、お子様の勉強部屋などを
 畳にすることで勉強効率の向上にも役立ちます。
 
 畳には優れた抗菌作用があり、体に悪影響を及ぼす
 「大腸菌O157」、「サルモネラ菌」などの菌や微生物を
 寄せ付けない効果があります。
 こういった効果から「舐めても安全な健康素材」とまで
 言われており、小さなお子様の過ごすお部屋をしても
 適した環境になります。
 
 畳は直射日光に弱く、いたみを早め、
 変色を起こす原因になります。
 常に日光に当てるようなことは避けて
 ください。
 
 湿気を避けることで畳に発生するカビを
 予防することができます。
 お部屋の風通しを良くし、定期的に
 畳の日干しを行ってください。
 また、湿気が多い時期である6月~9月
 などは特に注意していただき、天気の
 良い日に換気などを行ってください。
 
 ホコリや小さなゴミはカビを発生させる
 原因になってしまいます。
 掃除機などでこまめに掃除を行って
 いただくとことも大事な予防になります。